第128回卒業証書授与式

3月3日(月)、本校体育館で卒業証書授与式が行われました。吹奏楽部の演奏と出席者の拍手の中、担任の先生を先頭に3年生が入場し厳かな雰囲気の中開式。国歌斉唱のあとクラスの代表者が卒業証書を受け取りました。来賓祝辞のあと、在校生を代表して長尾ひいろさんが送辞を述べ、卒業生を代表して森永欣剛さんが答辞を述べました。さらに卒業記念品として卒業生から学校へ防犯カメラを寄贈していただきました。式の後、各HR教室で担任の先生から一人ひとり卒業証書を受け取りクラスメートへ別れを惜しむようにメッセージを伝え高校生活最後の1日を過ごしました。

校長式辞(一部抜粋)
三年間の高校生活に終止符を打ち、新たな希望と夢をいだき、めでたく卒業いたします皆さん、誠におめでとうございます。心から祝福いたします。複雑化、多様化する現代において、これから度重なる試練や苦境が皆さんに訪れることもあるでしょう。そんな時はしっかりと自分の足元を見つめ歩むべき道を探してください。コンクリートの道は、平らで歩きやすいものです。でも、そこには足跡が残りません。一方、砂浜は歩きにくいけれどしっかりと足跡が刻まれます。人生も同じで大変な道を選んだときこそ、その歩みを見てくれる人がいます。辛い道を避けずに進むことが実は成功への近道なのです。焦らず一歩ずつコツコツが勝つコツとなります。いつまでも久商出身であることに誇り持ち、素晴らしい先輩方のように社会で活躍できる人材となられることを期待いたします。

送辞(要約)
 在校生代表  長尾 ひいろ(大木中)
卒業される皆さんご卒業おめでとうございます。久商で過ごした時間はどんなものだったでしょうか。毎朝の何気ない挨拶、友人と交わしたたわいもない会話、放課後たくさん笑いあったあの日々。そういった日常の一つひとつがかけがえのない思い出となり、皆さんの心に刻まれているのではないでしょうか。私たちも先輩方と過ごした二年間は本当にかけがえのない時間でした。久南定期戦や久商祭の行事を通して先輩方が常に熱意を持って私たちに接してくれたこと、行事が終わった後に流した涙や、最高の笑顔を見たとき、この先輩方と一緒に取り組めたことへの喜びを改めて強く感じました。先輩方が卒業される今、その偉大さをますます感じています。そんな先輩方に私たち在校生が一番に伝えたいことはやはり、言葉にできないほどの感謝です。「どんなときも支えてくれてありがとう」「たくさん学ばさせてくれてありがとう」「私達の目標になってくれてありがとう」抱えきれないほどのたくさんの「ありがとう」が先輩方に伝わりますように。最後になりましたが、皆様のこれからの人生が、明るい光で照らされますよう在校生一同心よりお祈りし、送辞とさせていただきます。

答辞(一部抜粋)
 卒業生代表  森永 欣剛(荒木中出身)
 桜の蕾も色づき始め、暖かな風が吹き、春の訪れを感じる今日、私たちは卒業の日を迎えました。この3年間を振り返ると、たくさんの方々に支えられてここまでこれたのだと実感し、胸に熱いものがこみあげてきます。 在校生の皆さん、私たちは2年間先輩方の背中を追い、今年度は3年生として部活動や学校行事、日々の生活を通じて、久留米商業高校の伝統を紡いできました。至らなかった点もあるかもしれませんが私たちなりに背中で伝えてきたつもりです。これから皆さんはそれぞれの夢や目標に向かって努力していくでしょう。時には苦しいこともあるかもしれません。しかし、隣には一緒に頑張り、共に成長していく大切な仲間がいます。 次に久商の伝統を受け継ぐのはあなた達です。私たちの思いを受け取り、これからも頑張ってください。応援しています。 さて、私たち久留米商業高校一二七回生は、本日卒業します。私たちの『物語はここから始まります』。これからさらに大きな壁にぶつかりながらそれぞれの物語を創っていきます。今の私たちがあるのは、先生方や家族、そして友だちが支えてくれたおかげです。みんなに出会わなければここまで成長することはなかったでしょう。『僕らはもう一人じゃありません』。挫けそうな時、行き詰った時には、高校生活で学んだこと、ここで出会った仲間との思い出を糧にして。それぞれの努力がいつか実を結ぶように、人とのつながりと感謝を忘れず、さらに成長した姿でまた会いましょう。約束のあの場所で。『よーい、はじめ』。これからの久留米商業高等学校の益々のご発展を心より祈念して、答辞といたします。

答辞起草委員 森 愛純(城南中) 草場 憧(良山中) 永野 陽香(北野中) 今村 嶺仁(青陵中)
       篠原 藍花(夜須中) 國武 鈴華(筑邦西中) 増尾 昂志郎(江南中)
※()内は出身中

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