修了式

3月18日(月)、令和5年度修了式が本校体育館で行われ、校長が式辞を述べました。修了式の後は今年度で退職される先生方の紹介があり、久商生に最後のあいさつをしていただきました。その後、主任主事の先生方からの講話、大会報告として剣道部が九州大会の報告をし、選手を代表して森山ひなさん(2年・甘木中)が「全員で優勝する気持ちで試合に臨みましたが、悔しい結果となってしまいました。次の大会では一つでも上を目指して頑張りたいので、引き続き応援よろしくお願いします。」と感謝の言葉を述べました。

校長式辞    昨年コロナ感染症も5類相当に移行し、制限も緩和されました。制限がある苦しい状況の中頑張った経験はこれからの人生の中で必ず活かされると思います。そして、通常の学校生活に戻ることができた今、残された日々を有意義に過ごして欲しいと思います。
 皆さんは夢を持っていますか?夢があれば、意識が高くなります。人間が賢くなるのは、意識を持ったときです。意識を持つと興味が出てきて、そのことについて調べたり聞いたり、考えたりすることが知識につながっていきます。何も考えずただなんとなく毎日を過ごす人と、自分の夢を意識しながら毎日を過ごす人とでは、あとから大きな差が出てきます。まずはこの春休みの間に新しい学年になっての目標を明確にし、将来の夢を実現させるにはどうすればいいのかしっかりと考えて欲しいと思います。
                         退職される先生
       荒木裕子先生
(地歴)
 この10年間の間、外から久商を見る機会もありましたが、その時に久商生はいろんなことができる生徒さんだなと感じていました。自分の将来をしっかり見つめ、なりたい自分になろうといろんなことに努力したことが、進路実現につながっているのだと思います。これからは、遠くから久商の進化した姿を楽しみに拝見していきたいと思っています。
山口 薫先生
(英語)
 私は関西出身で、関西弁で「自分」というと2人称、相手のことを指します。最近「自分事」という言葉がよく聞かれて、私は少し混乱してしまいます。そこで、自分なりに「自分事」というのは、1人称の自分と2人称の相手を一緒に含めて「自分事」という意味にとらえようと考えました。みなさんはこれからまだ見ないたくさんの自分(2人称)と出会うと思いますが、その相手のことも含めて「自分事」として、いろいろなことを考えていってほしいと思います。
島村知佳先生
(商業)
 みなさんに一つだけ伝えるとするなら、どんなときでも笑顔を忘れずに過ごしてほしいということです。苦しい時、悲しい時、悔しい時こそ、笑顔になりましょう。笑顔になると前向きな気持ちになれます。
 私は高校1年生の時に商業の先生になりたいという夢を持ちました。その途中にはいろいろな困難がありましたが、夢をあきらめず笑顔を忘れず乗り越えたことで今、夢を叶えることができました。みなさんも夢をあきらめることなく笑顔で乗り越えていってください。
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