令和4年度 教育実習

  6月27日(月)から2週間(ないしは3週間)、本校の卒業生を教育実習生として受け入れました。今年度の実習生は下川真那美さん(大分大学/公民)、関崚佑さん(久留米大学/地理歴史)、穴井陽太郎さん(周南公立大学/公民)、野中淳平さん(日本文理大学/情報)、相川来誓さん(佐賀大学/簿記)の5名です<写真左より>。

 そんな彼らに、お話を伺ってみました。

――久しぶりの母校はいかがですか?

野中「私たちの高校時代と変わらないのは、生徒の皆さんの挨拶がしっかりできていること。久商の4S(Stop/Speedy/Smile/Spark)が今もしっかり守られていていいなと思いました。」

相川「先生方の優しさも変わっていなかったですね。今回の実習中でも、いろんな先生方から叱咤激励いただき、本当にありがたかったです。一方で、各教室に電子黒板が設置されていたり、生徒たちがChrome Book(PC)を活用しながら授業に臨んでいる様子を見ながら、久商は時代の進化に対応していてスゴいなと。」

穴井「授業時間が1コマ65分に伸びていたのが一番変わったことですよね。生徒にとってはキツくなったのかなと思いましたが、授業を見学してみると、思っていた以上に元気に授業を受けている様子が印象的でした。」

下川「女子制服の着こなしのバリエーションが増えていたことをはじめ、いろんな面で生徒たちの多様性に対応するようになったんだなと感じました。」

「学校全体の雰囲気は変わっていないように思いました。放課後に聞こえてくる吹奏楽部の練習の音が懐かしかったです。」

――実際に授業してみた感想をお聞かせください。

野中「私が高校生だった頃は、授業のために先生方があんなに準備されていたなんて知らなかったので、先生ってスゴいなあって改めて思いましたし、実際に授業してみて、その難しさを実感させられました。」

相川「プリント1枚作成するにも、ものスゴい労力がかかっているんだなって思いました。」

「授業中、指示が通っていなかったり、無意識に声が小さくなってしまっていたり…反省することが多かったです。」

下川「緊張してしまって、何を言っているのか分かんなくなる瞬間もありました。」

穴井「自分では指導案をしっかり練ったつもりでも、実際に授業を行ってみると、思っていた通りにいかない場面がいろいろありました。毎回の授業を作り上げていく先生方って本当にスゴいと思いました。」

 実習生たちは、それぞれの指導教員と綿密に打ち合わせしながら授業見学や指導計画の作成を経て、査定授業を含めて数回の授業を実施。短い期間でしたが、一所懸命に取り組んでいる姿が印象的でした。

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